2018年2月19日 (月)

上手くなるには

毎日何かしら手を動かす。
それに尽きるのかなと思っています。
だからと言って簡単な物ばかり数をこなしているだけだと、いずれ伸び代は無くなってしまう。
新しい事を考えつつ、今までのものの完成度を上げる反復もしつつ、出来ることの幅と質を上げていく。
言うは易く行うは難し、という事ですね。
 
あと、メーカーさんだったり他の作家さんの品物を見て展開図を想像するのも良い訓練かもしれません。
中には想像も付かないような品物もありますが、基本的なところは大体一緒と言えば一緒。
始めたばかりの頃は私物の財布を研究して部品の形を読み取り、何故そうなっているのか解らないまま作り始め、出来上がった時に「なるほど!」と腑に落ちたり、そんな事を繰り返すうちに引き出しが増え、出来ることが増えていきました。
 
教室などで基礎から教えて貰っていたら通らない回り道だけど、考える力は大分付いたように思っています。
さて、久しぶりに出展だった鬼子母神の手創り市も無事終わりほっと一息。
作りかけの什器はまとまった時間の取れるときまで後回しにして、次の日曜の出展に向けて準備を進めようと思っています。

2018年1月26日 (金)

製作時間

品物ごとに大体この位だろうと感じている製作時間があります。
この位のものなら1時間、ここまで行くと7時間とかそんな具合に。

長い期間作り続けているものは手が慣れていたり、工程が洗練されているから実感よりも短い時間で仕上げられるのは当然としても、思っている以上に時間のかかるものもあり、改めて時間を計りながら作り始めて色々発見があります。
品物の値段を決めるときの目安になるので標準的な工数を割り出す必要は判るものの、逆に迷いが増えて悩ましいです。


さて、二つ折りの財布は長財布と変わらない手間と素材を使う物だと再確認。
物によってはイメージと逆転するなんて事もあると言うことを呟いて今日はお終い。

2018年1月12日 (金)

仕事

この先なくなる仕事、AIに取って代わられる仕事なんて話がいたるところで語られています。
儲かっていても後継者が居ないって理由で工場を畳んでしまう町工場の話、技術を引き継ぐ前に途絶えてしまった技の数々。
そんな諸々合わせてこの先どうなるのだろうと、ふと考えることがあります。

革小物の世界もそれこそ牧場から品物を作る職人・作り手まで日に日に縮んでいるのは間違いなく、作りたくても素材が無い、素材があっても作る人が居ないなんてことが現実の問題になりつつある、そんな印象です。
もっとも、使う人も少なくなっているの感じだからバランスを取っているだけなのかも知れないけど、色々な技術が途絶えてしまうのはもったいないなと思います。

自分のような兼業・小商いレベルの作り手でもこう感じるのだから、メーカーさん、本職の職人さんの感じる危機感はそれ所ではないんじゃないかと。

インスタグラムとかを見ていると、全国に、いや世界中に自分と同じように草の根的に(?)モノ作りを続ける人たちが発信を続けていて、大きなメーカーに集約していたモノ作りが、先祖帰りするように個人の手に戻って来ているんじゃないか、
そう感じる今日この頃。

2018年1月 5日 (金)

年が明け

年が明けたからといって何かが変わることも無く、今日もチクチク針仕事。
昨年中にラインナップの整理も進み大分スッキリしてきた所で、改めてどう攻めていこうかと考えています。

イベント用の什器の部品にクランプを買ってきたけど、一つの店では必要な数が揃わず日を改めて別の店に買いに出たけど、その手間を考えたら初めから通販を使うほうが便利だったのは間違いない。
欲しがる物がニッチなものばかりなせいか、本当に店に無いのかは解らないけど、いわゆる都市部に住んでいても買い物に困るようになってきたような気がします。

今年最初の制作は自分用に欲しかったミドルサイズのお財布の試作からスタート。
オーソドックスな構成で企画しているので特に難しいところも無く順調に完成。
全体に余裕のある造りなので仕舞うものにもストレスがかからず、携帯性も良いのでこのまま仮生産に入っても良さそうな感じだけど、さてニーズはあるだろうか。

他の品物に合わせてプレーンなデザインで作ってみたけど、程よい塩梅でまとめていくのは案外難しいといつも思っています。

2017年12月28日 (木)

時間

別に仕事を持ちながらの活動だから一日3~4時間の作業時間(制作、発送、企画のための時間)の持ち時間を使い月に80~100時間位が革小物屋さんとしての持ち時間。
この位の持ち時間だと作業に逃げがちで、物作りの周辺にある物事から目を背けてしまう。(見なかったふり&先送り)
 
年明けは少し時間が取れそうだから一つずつ片付けてスッキリさせようか。

2017年12月24日 (日)

新しい物

この時期になると考えるのは二つ折りの財布のこと。
何かこう、定番として長く作れるような物をと思いながら試行錯誤を続け、ようやく去年試作した物が量産していると言って良い個数(自分としてはだけど)を作らせて貰え、定番品として定着しつつある感じです。
 
それでもまた考え始めているのは、単純に二つ折りの財布は難しく頭の運動になるから。
今年は少し方向を換えてロング、ミドル、ショートと3サイズの基本形を揃える感じで、今のラインナップに無いミドルウォレットのサイズ感の財布を考えていて、隙間の時間にぼんやりと構想を練っています。
本格的な革財布を初めて買ったときの大きさがミドル位の大きさで、携帯性と収納力のバランスがよく気に入っていたっけ。
そのときの財布の表にはブライドルレザーが使われていてイメージ的には良いものではあるのだけど、表面に刷り込んだワックスが革の欠点を隠してしまうからちょっと見ただけでは良し悪しが判断できないのがちょっと怖い素材。
そんな素材を使った財布をひと夏ボケッとに入れて使っていたら、汗を吸い鳥肌が立ったように毛穴が目立ち始めだんだんと使うのが嫌になってきた。
今思えば鳥肌のようなブツブツを少しでも目立たないようにしようと、あれこれ手を尽くした後に結局使うのを諦めた悔しさが革製品を自分で作るようになったきっかけの一つだったのかも知れない。


放置気味だったブログの更新頻度を上げようと日記的な内容であれこれ書くようになったのは良いけど、気分で変わる文体がちぐはぐな感じが気になってしまう。
そのうち書きなれてくれば落ち着くところに落ち着くのだろうか。

2017年12月15日 (金)

聞かぬが花

ものすごくカジュアルに、気軽にフルオーダーを持ちかけられることがあります。
基本的に既存の品物の色違いや微調整で済む範囲の物だけ受け付けフルオーダーはやんわりと断ってます。
 
なぜか?
それは工賃がかかりすぎて買ってもらえる値段に収まらないから。
実際の制作時間と材料分のコストは既製品と大きく変わらなくてもイメージを掬い上げるヒアリング、デザイン原案から設計までの制作前段階の形として目に見えない部分にかかる時間がどの位かかるかがまず判らない。
だからしっかり計算すればするほど、既成の物の2倍3倍4倍と高くなってしまうと言うところを理解して貰えることはほぼ無く、順に説明していく途中で物別れに終わることが殆ど。(そしていやな顔されることもある)
 
定番品として展開できるものや応用できる物であれば、開発費をゆっくりペイしていけば良いので安く済ませることが出来ても、フルオーダーの場合って応用の利かない特殊な要望が殆ど。
万が一条件が揃ったとしても次は自分の制作時間に限りがある中で出来るかというそもそもの話に行き着く。
 
自分のようなスタイルで制作していて、フルオーダーまで受け付けている人の仕事の仕方に興味はあるけど聞かぬが花、だろう。

2017年12月12日 (火)

周回遅れ

物持ちの良いほうだと思っていて、身の回りの物の中には10年20年近く持っているものや、中には中学生の頃から持っていたり、あれは確か小学校の卒業記念品でもらったハサミなんてものも残っている。

古くなっても用が足りるとか、流行廃りの無いものであったりする物ばかり選んでいるので、23か24の頃に買った本物と何も変わらないレプリカのMA1なんか何週か周って流行の最先端みたいになっている。
周回遅れになっている内に誰が先頭だかわからなくなってしまったと言うところだろうか。

2017年12月 9日 (土)

ちょっとしたこと

同じ形のものを作っていても材料の取り方や作り方は、その時々の技術に合わせて進歩している。
材料に無駄ので易い分割の仕方や、リズム良く菱目を打てないような分割の仕方を見直して作りやすくすることでスムーズに作れるようになって来た。

教室に入ったり、師匠を見つけて弟子入りしたりするような誰かに教わる経験が無いまま試行錯誤を重ねているので、回り道が多いし、正解だと思ったら袋小路に迷い込んでいるようなことは日常茶飯事。
でも、そんな迷走の中で思いがけず答えに出会ったりしながら、少しずつ良い物が作れるようになって来た。
まだまだではあるけど、前に進んでいる手応えは感じている。

ちょっとしたことが上手くいって良い気分になれるのは遠回りしているからだと思っているけど、たまには少し楽をしたいと思ってしまう。

2017年12月 5日 (火)

だらだら風邪

6度2分辺りが平熱。
まあまあ低めなんじゃないだろうかと思っています。
 
この1週間、だらだらだらだら、6度8分とか9分辺りの微熱が続いて流石に疲れる。
寝込む程ではないけど起きて活動するには楽じゃない。
そんな状態だから複雑な物は段取りだけして後に回し、簡単な物からペースを押さえながら制作中。
急いで作るものが無くて助かっているけど喜んで良いのか悪いのか。
 
悪いほうに考えがちなのは具合が良くない証拠と思い、早寝に努めています。

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