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2014年7月24日 (木)

L字型ファスナーの小銭入れ(試作)

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定番過ぎてあえて避けていたL字型ファスナータイプの小銭入れ。
”お任せ”で受けた小銭入れのオーダーをどうするか色々考えていく中で、結局この形がリクエストに対し最大公約数的な使い勝手とサイズ感(とコスト)を満たすことが出来るのかなと行き当たり、サンプル製作をして確認を取ることにしました。


定番ゆえ多くの作り手、メーカーさんが工夫しながら形にしている物なので、そこに自分の工夫をどう盛り込むかが今回一番頭を悩ませたポイントでした。
小銭を入れたときに自然と中心に小銭が集まるよう、小銭ポケットの底をラウンドさせた形状にしてみたり、閉じ側にマチを付けファスナーを開いた際に大きく開く「関節」として機能させてみたりと掌サイズの小さな物のなかに自分流の工夫を盛り込んでみました。


Goサインが出たところで本製作に移ります。

続・ポケットティッシュケース

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張りはコシ、質感の違う物で作ったらどうなるかを見てみたくてふんわり柔らかい試作品と張りのある革で作り比べをして型紙の妥当性をチェック。
革の柔らかさに頼ったものだと固めの革で作ったときに上手く行かないこともあるから、色や質感を変えて展開したいものはこういったチェックをしておく方が安心できます。
今回は作りませんでしたが、赤とナチュラルも製作可能な状況なので、様子を見ながら追加していこうかなと言うところです。


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そしてこちらはと言えば、サンプルで手に入れた見本革を使った試作品。手前が豚革、奥は馬革になります。
画像では判りにくいかも知れませんが、奥の馬革はデニム素材のような風合いの革で面白い感じの品物に仕上がりました。
ただ、この革だけかも知れないけどちょっと仕立てにくさを感じさせられたのと、特徴がありすぎて返って使いにくくなりそうな感じがして仕入れをするかは少し考えないと・・・という具合でした。
こちらの2点はイベント限定現品限りとして出す予定です。

2014年7月19日 (土)

ポケットティッシュケース

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出店お休み期間中に新作を・・・と思いながらも定番品のオーダー対応や体調不良でなかなか進まないと言い訳しつつ、新作のポケットティッシュケースのご紹介です。
出来上がってみれば特に難しいところの無いシンプルなケースに仕上がりましたが、試作はボツ続き、なぜだか苦戦させられたアイテムです。
簡単なものだと思い、いつもの試作手順を端折っていきなり作り始めたのが一番良くないと終わってから気付いても後の祭り。物作りに近道無しと改めて教えられました。


デザイン上のアクセントでもあるスナップボタンを外し、ケースを二つ折りにするようにしてティッシュを入れ形を整えると、何やらにやりと笑った顔のような(両生類的?)愛嬌のある雰囲気になったかなと思います。
内縫いにして作ることが多いようですが、ステッチの目立つ外縫いで仕立て手縫いらしさを出してみました。


ちなみに・・・日の目を見ないはずだった試作品は馴染みのバーの常連さんと”一杯トレード”が成立し旅立っていきました。(笑)

2014年7月16日 (水)

なんてことの無さそうなものほど難しい

出店を控える夏の間に幾つか新しい物をと思いスケッチや実際に試作を始めた物もあるのですが・・・なかなか納得のいく所まで追い込めないままでいます。
新しく作るのって判っているけど難しいです。

2014年7月14日 (月)

長財布

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Sさん経由でオーダー頂いた定番アイテムの長財布。
手前が新品、奥が同じ材料を使って製作した1stサンプルです。
写真では判りにくいと思うけど、焼けて色の濃くなってきた内装と色艶を増した外装のコントラストがお気に入りの組み合わせです。
まっさらな新品がこの後どう表情を変えていくのか楽しみです。


お待たせしました。

2014年7月10日 (木)

ハヤカワ文庫

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一口に文庫本といっても各社各様微妙にサイズが異なり、いざブックカバーを作ろうとしても何を基準にすれば良いのか迷わされる作り手泣かせの題材だったりします。 同じページ数でも紙の質が違えば厚みも変わり、ならページ数の変化に対応できる可変式のものを作れば良いのだけどすっきりとした固定式のほうに魅力を感じ固定式で製作しています。


そんな文庫本の中でもサイズ的に異端児と言えるのがハヤカワ文庫のトールサイズ。 平均的な文庫よりも5mmほど背が高く、一般的なブックカバーでは対応できません。(トールサイズ用のカバーに普通の物を入れることは出来ますが、上下遊びが多くなってかっこ悪い・・・かな) 実質専用品になってしまうので需要は少なそうですが本好きとしてトールサイズを無視できず製作しました。 最近の本はあまり厚いのがないような印象があるので、読みきり易い350ページほどの厚さまで対応するものとして製作しましたが対応するページ数についてはオーダー対応も出来ますのでご希望があればお知らせ下さい。

2014年7月 3日 (木)

ほぼ、オフの日

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昼間は普通に仕事しながらの物作りなので休日も何かしら手を動かし頭を使っているから完全にオフの日って年に何度も無いなぁ・・・と。
だからと言ってそれが辛いと言うわけではなく、普通に勤めをしているだけでは味わえない達成感や出会い、もちろん悩みや迷いも経験できることは他に代えがたいものだと思っています。
もともと凝り性なところがあって、一度始めると同じ趣味をしている人の平均値の一つ二つ上の段階までのめり込んでしまうところが良いことなのか悪いことなのかと考えることもありますが、自分だけでなく多少は他人の役にも立つところがあるから良いのかなと考えるようになりました。


長いこと続けて趣味と言うより生活の一部になった感のある自転車遊び。
パーツの状態からまるっと一台組上げられる様になるほどのめり込んで、これをきっかけに知り合った仲間は今でも続く長い付き合いになっています。
毎週とは行かないけど、自宅のある幕張から市原市北部~長柄町周辺を60~80kmほどアップダウンのある道を半日走り、午後は革の仕事を進めるのがこのところの休日の過ごし方(いや、休みなのか・・・?)
同じ道でも季節毎に違う表情を見せてくれて飽きることが無いです。
終わりかけのアジサイと、始ったばかりのセミの合唱を聞きながら70km程走り、そのあと浅草まで革を仕入れに行く。そんな一日でした。


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今の主力マシン、ジャイアントTCRコンポジット2 2012年型。旧モデル在庫処分価格でビックリするくらい安く買えたフルカーボンロード。ブランド信仰のようなものは無くなったから超量産メーカー製の実用車で充分満足、というより10万台の乗り物でこの性能!? って思うとメージャーブランドの自転車を買う気がしなくなってしまった。


価格以上の価値、質実剛健、シンプルイズベスト、そんなプロダクトが大好きです。(手にして満足感が足りない物は、本当の価格並の価値の上に余計なものが乗っているということなのかとふと思う)

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